アルハンブラ宮殿とは…

13世紀前半に築かれたイスラムのスペイン支配最後の牙城。
アラビア語で「赤い城」に由来するこの宮殿が建設されたのが、初代グラナダ王ナルス家のアラマール王です。
1238年アラブ王アラマールが即位してから、21人の王によって徐々に各部が造り上げられました。
アルバイシンの丘の上にあった王宮を向かいの「赤い丘」に移すことを決めて、まず東西に細長い城壁を作ったのが始まりです。
アルハンブラ宮殿は大きく分けて王宮、カルロス5世宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェの4つの部分からなります。
アルハンブラ宮殿 スタッフのおすすめコメント
とにかくとても広い宮殿のため、アルハンブラ宮殿内を全ての壁や天井の精緻な飾りや文様をじっくり見ていたら、1日居ても飽きないでしょう。
細い大理石の柱の数々、壁や天井を埋め尽くすアラベスク模様、季節の花々が咲き乱れて絶え間なく流れる中庭の水・・・。
アルハンブラ宮殿は他のヨーロッパの建築物には全くない、繊細な美しさにあふれて言葉も出ない感動に出逢えます。
世界各国の観光客が連日訪れています。スペインを訪れたならば、アルハンブラ宮殿へ是非!
アルハンブラ宮殿 攻略のアドバイス
交通
バス | ヌエバ広場のゴメレス坂脇から30または32番のアルハンブラミニバスにて約10分。 バスは約10分間隔で運行している。 |
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徒歩 | ヌエバ広場から徒歩20-30分(グラナダ門経由)・・・相当遠いので大変です。 |
タクシー | ヌエバ広場からタクシーで8分・・・意外とタクシー代は安いです。 |
服装
宮殿内を全て回るとかなりの距離を歩くので、出来る限り軽装で履き慣れた靴で行くほうがよい。夏は特に、移動中は日陰が少ないので暑さ対策の為にも帽子、サングラス、水は必須です。
ルート確認
見学に入場券が必要なのが、王宮、アルカサバ、ヘネラリフェ。そのなかでも王宮は入場許可が決まっているので、チケットに記載ある時間を十分確認しておくことが必要です。チケット記載時間の30分以内に入場をすることとなりますが、入場口は大変混雑して行列ができています。
おすすめルート

→↓ ライオンの間 →↓ 諸王の間 →↓ 二姉妹の間